7月 022013
 

株式会社 ナチュラルアート 代表 鈴木誠さんの1冊。

半分は賛同、半分は「?」という感じです。
※「?」の部分は、もちろん、わたしの勉強不足もあります。

まず、日本の農業を「農業」とひとくくりにしてしまうと、わけがわからなくなりますね。

農業というと、それこそ年収何千万円のレタス農家の農業事業から、週末にちょっと農作業をすることを「週末農業」と言ってしまうように、実にあいまいに使われています。

鈴木さんのいわれる「農業を元気にしよう!」「農業で日本を元気にしよう!」というのは、農作業の意味での農業ではなく、アグリビジネス、つまり、農的産業を活発にしたり、農的産業により農家、そして、地域を活性化させようという意味でしょうね。

農的産業というのは、いわゆる6次産業といわれている部分までを含めた農業産業で、生産(1次)+加工(2次)+販売(3次)を合わせた6次産業という意味です。

今までのように、農家の人は作って、それを農協に卸して…というのだけじゃ、ダメですよ、ということです。

理屈はその通りで、そうやらないと経営としての農業は成り立たないでしょうね。
ただ、そのやり方をすることと農業人口の減少が問題となっているのが、どうしてリンクするのかがわかりません。

みなさん、口を開くと、農業人口の減少を危惧することを言います。しかし、今や農業生産物の生産性はあがっており、機械化もされているので、農業人口自体はさほど問題にならないと思うのです。

もちろん、休耕田の管理や維持など、こまごまとした困りごとは出てくるでしょう。でも、農家の減少によって、ただでさえ低い日本の食料自給率が…などという問題にはつながらないと思います。

百歩譲って、農業人口の減少は困るでしょう。つまり、鈴木さんのような会社で働きたいという人が減るのは、それは困ります。
でも、自営業者としての農家が減ることは、それ自体が問題となるのは、別のことだと思います。
まぁ、この辺の詳しいことは、よくわかりませんが。

よく農家の経営は苦しいといわれますが、赤字の状態で税金の控除を当てにしている農家もあると思います。
自営業者とはそんなものでしょう。
ですから、農業自体は赤字でも、他の主業で稼いでいるので、農業を止めないという農家はたくさんいると思います。

そういった現実的な事も複雑に絡まり合った状態が、今の日本の農業であり、新規の参入をありがたがらない要因にもなっているのかと思います。

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