7月 192013
 
【送料無料】オオカミを放つ [ 丸山直樹 ]

【送料無料】オオカミを放つ [ 丸山直樹 ]
価格:1,890円(税込、送料込)

『捕食者なき世界』 ウィリアム・ソウルゼンバーグ に関連している本です。
しかし、ちょっと論説的に弱い気がします。

やはり、日本の場合は、1900年の初めには、もうほとんどオオカミが絶滅してしまっているという事実が大きい気がします。
前にも述べましたが、オオカミの消滅とシカの増殖に因果関係が認められるのか?という点に疑問符を打たざるをえません。そのような状況において、「オオカミの導入」は少し無理があり、現実を見ていない絵空事のような気がしてしまいます。

この『オオカミを放つ』を読む限り、シカやイノシシ、サルなどの、今、日本中で害獣化している動物の捕食者は、オオカミではなく、人間だったことが読み取れます。
日本の場合、狩猟によって圧倒的に抑えられていた草食・雑食動物の数が、狩猟の減少とともに増殖した構図があるようです。

自然保護や狩猟の労力問題、家畜肉への食性の変化などの要因が複合的に絡まって、今の自然獣の問題が顕在化しているようです。
また、わたしの主張する「犬の放し飼い」の激減も、自然動物が里へおりてくる一因となっているようですね。

これを読む限り、日本でオオカミの導入は、きわめて難しいでしょうね。
そうなると、まずは パトロールドッグ の導入といった二次的な代替案でシカの食害を防ぐのが、ベターなのかと思われます。

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