7月 222013
 


うなぎ 満寿家(浦和) / yto

ウナギ絶滅のピンチ きょう土用丑の日/乱獲の規制 水質環境の改善が急務

ニホンウナギ稚魚の漁獲量は1960年代の5%ほど。ウナギは人工ふ化技術が確立していないため、稚魚は全て自然界に頼らざるを得ません。取引価格は年々高騰し、今年は1キロ250万円にも。「白いダイヤ」ともいわれ、密漁者の摘発も急増しています。

エサにこだわり、水質管理も24時間気が抜けないという堀内さん。「このままでは資金力のある大手しか生き残れない。うちもいつまでもつか不安でたまらない」。日焼けした顔に汗をにじませます。

浜名湖養魚漁業協同組合によると、養殖業者は40年前の約300軒から27軒にまで減っています。

環境省は今年2月、ニホンウナギを絶滅危惧種に指定。国際自然保護連合(IUCN)も絶滅のおそれがあるとしてレッドリスト入りを検討し始めました。

減少はニホンウナギにとどまりません。ヨーロッパウナギはすでにIUCNのレッドリストに入っています。

「まさか絶滅まではと思っていた懸念が現実のものとして迫ってきた」というのは「世界的ウナギ博士」と称される塚本勝巳・日本大学生物資源科学部教授です。同氏は2009年、世界で初めて天然ウナギの卵を太平洋・西マリアナの海山域で採取することに成功しました。

世界規模でのウナギ激減の理由について、乱獲とともに、河川のコンクリート化やダム建設、水質汚染といった環境悪化、海洋環境の変化をあげます。

「謎に包まれた生態がやっと分かりはじめたばかり。完全養殖までは時間がかかる。まずは乱獲を規制するべき。親(天然)ウナギの完全禁漁とともに稚魚の漁獲制限もやむを得ない。国や世界レベルの対策は急務です」

世界のウナギ資源が減りはじめたのは60~70年代。一方でこれ以降、消費が拡大しています。そして世界のウナギ消費の7割は日本が占めています。

国内のウナギ消費拡大のきっかけは、1987年ごろから盛んになった中国での日本向けの養殖業にあります。中国では、ヨーロッパウナギの稚魚を空輸し、内陸部で輸出向けに養殖しています。ヨーロッパウナギの減少にも日本が深くかかわっています。

『ウナギ 地球環境を語る魚』の著者でジャーナリストの井田徹治さんは「ウナギは年に数回の“ハレ”に食べるごちそうだったはず。大量消費に向かない資源を薄利多売ビジネスとして拡大させたことが最大の問題」といいます。

中国の安い労働力で大量生産した加工品を含めて日本の大手スーパー、コンビニ、牛丼チェーン店などが大量に仕入れ、低価格での販売競争を今夏もくり広げています。

井田さんは「ウナギが置かれた状況は、現代の自然環境や食生活のあり方を映し出す鏡のようなもの。土用の丑の日を、ウナギとの付き合い方を考え直すきっかけにしてほしい」といいます。

http://news.livedoor.com/article/detail/7880484/

以上転載

>大量生産した加工品を含めて日本の大手スーパー、コンビニ、牛丼チェーン店などが大量に仕入れ、低価格での販売競争を今夏もくり広げています。

最大の問題点はこれですよね。
ウナギを食べたいとの需要があって、それを満たすためにウナギが減少してしまっているのならば、まぁ、理解はできなくもありません。
ウナギやマグロの問題は、需要があることが問題ではなく、需要を満たそうとする上のような安売り店の乱獲・乱売が問題なのです。
なぜならば、その裏に大量の売れ残り、つまり、廃棄処分があるからです。

本来、ウナギなどはウナギ屋さんで、さばいて、焼いて、味わって食べる類のものだったのです。こうすれば、食品としての破棄ロスはほとんどゼロです。
しかし、昨今のスーパーやコンビニなどのお惣菜、弁当にまでウナギを登場させると、これはおかしなことになるのは当然でしょう。
※スーパーやコンビニなどの食品廃棄のすごさは、みなさんご存知でしょう。

安く食べたい、手軽に食べたいという庶民の想いが、逆にウナギが手に届かない存在にしてしまうかもしれません。
これを機に皆さんには、食料問題及び食料の廃棄問題にまで、突っ込んで考えてもらいたいものです。

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※追記
うなぎに関する本がありましたので、追加

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