9月 152013
 

この手の本は、考えうるにスナック菓子においても、異常な現象が起こっているに違いない、というスタンスのものが多いような気がしますが、この本は、もう実際に「スナック中毒」になっている人が実例として挙げられています。

というか、「実はわたし…ポテチを食べずにいられないんです…」という相談を受け、スナック菓子と中毒性を調べ、1冊にまとめたものです。

まさかお菓子中毒なんて、子どもじゃあるまいし…といぶかる人は多いでしょう。
でも、これは予備軍を含めたら、相当多いような気がします。それだけ、スナック菓子というものは、病みつきになるほど“魅力的な”モノなのです。
まさに、「やめられない、とまらない」状態なのです。

「おいしい」のではなく、「気持ちいいから食べる」とうのは、まさに中毒者の特徴ですね。
煙草にしても、アルコールにしても「おいしい」というよりも「気持ちいい」という嗜好性が強いモノだと思います。

お菓子中毒の人に共通しているのは、タバコやお酒、ギャンブルなどはやらない人です。
ということは、人間という生き物は、何かしらのものにハマっている状態、いわば中毒状態にないと不安になってしまう生き物なのかもしれませんね。

「おいしい」のではなく、「気持ちいいから食べる」で思い出すのは、今、大流行りの 『進撃の巨人』 でしょうね。

彼ら(巨人たち)は消化器官がありません。ですから、栄養をとるため、つまり、生命の維持のための必要な行為として、人間を食べているわけではありません。
※食べ過ぎたら、その都度食べた人間を吐き出します。

巨人には話し合える知性がないので、なぜ人間を食べているのかわかりかねますが、「食べたいから食べている」としか思えません。
その行為が見る人に、嫌悪感や憎悪感を抱かせます。
と同時に、そこ(巨人の人食行為)に、いくばくかの共感を覚えていると、わたしは思います。

つまり、人間も少なからず理由不明なことをしでかす生き物です。
栄養をとるためではなく、「食べたいから食べる」「殺したいから殺す」ということは、往々にして見られます。
そのような人間の本質を持っている巨人だからこそ、そこには“近親憎悪”にも似た一種、得体の知れないうす気味悪さもあるのが、この作品の魅力でもあると思います。

ツイートツイート

Ads by Google 楽天市場 アマゾン

現在コメント投稿は停止しております。