12月 082013
 

読売新聞(2013年12月8日)の書評からメモ的な抜き書きを

まずは、久松達央著『キレイゴトぬきの農業論』。

「栽培時期、品種、鮮度の3要素がそろえば、たいていの野菜は美味らしい」

有機野菜=おいしい、健康的といった既成概念は、必ずしもあてはらない、というよりも、そもそも野菜というのは、上の3つがあれば「美味い!」のであって、有機だなんだは関係ないということでしょうね。

食べ物はイメージを食べている部分も大きく、まぁ、「有機=美味」という刷りこみの効果は絶大なのでしょう。

しかし、わたしは声を大にして言いたいのですが、ドレッシングやマヨネーズをドバドバかけたサラダ、ブドウ糖果糖液糖が入った鍋ツユの素で作る鍋…そんな自家製加工品にしてしまったら野菜の味もへったくれもありませんよ!

「有機では、弱い個体ほど病害虫にやられ、強いものが生き残る。これが農薬を使うと、健康でない野菜も生き残るからだ。」

う~ん、なるほど、これは今までに聞いたことのない意見です。
つまり、自然淘汰された健康な野菜(生命体)をいただくということですね。

「そもそも野菜は、人間向きに改良されたもので、「植物としては奇形」と断言する」

続きましては、クリスティーン・バイル著『斧・熊・ロッキー山脈』です。
最近こういうスッキリとしたタイトルの本って少ないですよね。
それはともかく、タイトル通りの内容のようです。しかも、“クリスティーン”さんなので女性です。

「著者はアメリカの大都会で暮らしていた文系の女子大生であった。現代社会の一般的な価値判断通り、肉体労働より頭脳労働、ブルーカラーよりホワイトカラーを目指す教育を受け、大学院では哲学を学ぶつもりでいた」(評:畠山重篤)

というクリスティーンさんが進んだ道が、国立公園での仕事、それも超がつくほど過酷な肉体労働だったそうです。

結局のところ自然を相手にすることなので、あちらをこちらに合わせるのではなく、こちらをあちら(自然)に合わせる必要があるようです。
そうなると、機械的な作業ではなく、臨機応変な「技」が必要になるのでしょうね。

ちょっと想像のできない世界ではあるのですが、ベア・グリルファンのわたしにとって、非常に興味をそそられる書評になっております。

※爬虫類の生食は、お客さまの健康を害する可能性があります。ご飲食のさいには十分気をつけてください

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