12月 172013
 

並みの宗祖は、それを思想や哲学にして、言葉によって流布しようとします。
しかし、彼の場合は、言葉ではなく、行動にそのロジックを落とし込みます。
その辺が、実践主義者でもあった、キリストや釈迦に似ているような気がするのです。

下世話な例えですが、坂口さんは

「自分の男性器を舐めてるんじゃない、女性器を慰撫しろ!」と檄を飛ばしているとともに、事の真相を語っています。
※動画(【福島・原発】宮台真司 × 坂口恭平(新政府初代内閣総理大臣))の中では、普通にストレートな表現ですが、ブログなので丁寧語?に書き直しております

これは世の中を見ていればわかるように、思考や行動の対象を自分に向けるな、相手に向けろ、いいんだよ、まずは興味のある相手に向ければいいんだよ、ということです。

自分の中に答えがないのは、遥か昔から言われてきていますが、人間という“我”を持つ生物は、えてして自分へ興味の対象が向きがちになってしまいます。

「でも、ダメだ、それじゃ何も見つからないんだ。そのためには、行動しろ、〇〇〇しろ!」ということです。

この思想は釈迦に似ているんですよね。
釈迦は修行のために断食をしていました。そこへ、赤ん坊を亡くしたばかりの母親が来ました。
その母親は、子どもを亡くしたがために、乳房がはって痛くて仕方ないと言います。

それを聞いた釈迦はその乳房(乳)を吸います。
それを見た弟子たちは、「釈迦よ、あなたは断食の修行中ではないのか?あなたにとって、修業とは、悟りとはそんなものなのか?」
それに対して、釈迦は言います。
「目の前にいる苦しんでいる人を救えない教えなど、なんの教えであろうか?」

坂口恭平さんの思想は、ちょっとやそっとではわからないでしょう。
そもそも、ある種の宗教的思想は、ちょっとやそっとでわからないでしょう。

しかし、だからといって、手をこまねいているわけにはいきません。
ですから、彼の行動がそこにロジックを有しているように、あるものを普及させることで、彼のロジックを広めさせるというのは、実に理にかなっていると思われます。

それがモバイルハウスであり、ゼロ円共和国ということです。

そこでわたしがひらめいたのが、彼のバッテリー使用を、もっと簡易に世の中に広められないかということです。

さすがに、モバイルハウスまではという人でも、自家発電により、自分の電気は少しでも自分でまかなおう、という発想に持っていくために、『12V電気箱 made in ゼロ円共和国』みたいな、ソーラーパネル付きの簡易型のバッテリーボックスの既製品を5万円くらいで販売するのです。

なかなか世の中の人は思想に共感できても、それを行動に移すというまでには行きません。ですから、坂口さんのようなことを何かやりたい!と思った人のために、そのような啓発的な既製品を用意しておくというのは大切なのではないのかなと思った次第でございます。

最近のわたしのテーマは「スローフード/スモールライフ」で、いかに身近なものだけを最小限に食べ、小さく暮らして、地球に負担をかけずに次の世代に“地球”をバトンタッチするかです。

その時に、坂口恭平さんの発想はとても共感できるところであります。

彼の場合は、ただ単に「反原発」ではありません。

「実は、原発作るほど、電気っていらなくね?いらない電気をつくるって、それって電気じゃなくて原発を作りたいの??
だったら、そんな原発を含め、発電所自体がそんなにいらないのでは?」というロジックです。

彼の言っている「電気は足りているのでは?」が正しいのか、政府や電力会社の言っている「足りない」が正しいのか、それは個々人の勉強にゆだねられております。

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